全世帯にアベノマスクを2枚配布
安倍元内閣総理大臣が新型コロナウイルスの感染症対策で、全国5000万以上の全世帯に布マスクを2枚配布したことがありました。
コロナ感染者数が多い都道府県から順番に配布していく予定だっだ模様。
安倍元首相自身も小学校の給食当番のマスクのような小さいやつを着けていました。
アベノマスクは、新型コロナウイルス感染症の流行による日本国内のマスク不足を解消することを目的として2020年4月から一住所あたり2枚ずつ配布された布製マスクです。
アベノマスクの値段はいくらいくらい?
コロナ感染が拡大しだしてからはマスク(特に使い捨てマスク)の品切れ状態が続いており、2020年度末くらいまでは入手が困難になっていました。
洗える系のマスクはネット通販でも手に入れることができ、値段は大体1,000~2,000円といったところです。
安倍首相が着けていた給食のおばちゃん的なアベノマスク1枚の価格は143円だったことが判明。
一世帯あたり送料80円だと仮定して、全国5000万超の全世帯に配ろうと思うと送料だけで40憶円かかります。
まとめると以下の通り。
- 布マスク :2枚286円
- 送料 :4,000,000,000円
- 全世帯配布:14,300,000,000円
- 合計 :183億円
政治家の頭の中
政治家の皆さまは一般庶民よりも絶対に頭が良いに違いありません。
そんな頭が良い人達が集まって考え、出した答えが『1世帯につき布マスク2枚配布』だということです。
国の政策を批判するつもりはありませんし当時の安倍首相の決断をバカにするつもりはありませんが、さすがにこれは…賛同する人はほぼ皆無でした。
布マスクを配布することによって薬局やスーパーでマスクを探し回る必要がなくなるので、コロナ感染の拡大防止に繋がるため効果的!だと思っているのかもしれませんね。
しかも布マスクなので何回でも洗って使えます。
エイプリフールネタの可能性
マスク2枚配布の方針が明らかになったのは2020年4月1日。
つまり、4月1日はエイプリルフールなので笑えないネタである可能性をいう噂が広まっていました。
咳などの症状がある人はもちろん、無症状の人でも積極的にアベノマスクを着用して、手洗いや咳エチケットを徹底しましょう。
ちなみに愛知県では、全国的に不足していたマスクを確保しようと市民に提供を呼びかけたところ、最も多かったのは政府が全国の世帯に配布した通称「アベノマスク」だったようです。
アベノマスクで物々交換
政府が全世帯に2枚ずつ配布している布マスク「アベノマスク」を、商品券などと交換して利用する動きが広がりました。
せっかくもらったアベノマスクを使わないのならせめて有効に活用したいという考えです。
全国各地で飲食店を中心に、アベノマスクを食事券や割引券などと交換できました。各地にアベノマスクの回収ボックスが設置されたこともあった模様。
楽天市場でまとめ買い
2021年1月7日に菅義偉首相は、新型コロナウイルス対策として首都圏の1都3県(東京、千葉、埼玉、神奈川)を対象に「緊急事態宣言」を再発令しました。
再びマスクが買えなくなる可能性もあるかもしれません。
値段が急騰する前に、水やトイレットペーパーやマスク等の生活必需品だけでも買い込んでおくべきだと思います。
笑えない対策
コロナ感染初期の頃、マスクはあまり効果が無いと言っていたような気がするのですが、それはどうなったのでしょうか。
首相官邸のホームページで、新型コロナウイルスに対するマスクの予防効果についての記述が以前はありました。
「予防⽤にマスクを着⽤することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では1つの感染予防策と考えられ、屋外などでは、相当混み合っていない場合の効果はあまり認められていません」
1人2枚ではなく1世帯2枚なので、もし4人家族であれば2人で1枚のマスクを共用しなくてはいけなくなります。
2人で横に並んでお互いの両端の耳に紐を着ければなんとかなるかもしれませんが、その場合はマスクがかなり横長でないと口を包むことができません。
もしマスクが横長ではなかった場合の対処法ですが、横に並ぶのではなく縦に並んで前方の人がマスクを装着する手段も有効です。
そうなってくると後方の人がマスクを装着できませんが、前方の人の後頭部に密着することによって感染防止対策はバッチリです(`・ω・´)
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