年金開始75歳案が審議入りへ

 

新型コロナウイルスのどさくさに紛れて、年金開始75歳案が2020年4月14日に審議入りしています。

 

冗談ではなく、これはもはや年金受給は諦めたほうが良いレベルにまできてしまいましたね。

 

もし75歳案が可決してしまったら、80歳・85歳とこの先まだまだ年金支給開始歳が遅れていく可能性もあります。

 

やはり、現代人は90歳まで働かなくてはいけなくなるのが行き着く先なのかもしれません…

 

年金は解約不可能な保険のようなものなのにも関わらず、どんどん改悪されていっています。サービス内容が気に入らなくても強制的に払い続けなくてはいけないので、捉え方によっては『罰金』に近いもの。

 

どんどん改悪するのであれば、払いたくない人は払わなくてもよい仕組みにしてほしいところです。

新型コロナのどさくさに紛れて審議入り

現状は、60~70歳の間で年金受給開始年齢を選ぶことができるのですが、その範囲が60~75歳に広がる可能性があります。

 

受取開始年齢を遅らせれば遅らせるほど、年金の受給額が増える仕組み。もし75歳まで受取開始を遅らせるならば終身で年84%増になるとのこと。

 

75歳にならないと年金を貰えないわけではありません。

 

布マスク2枚等、コロナ対策に関してははかなり渋いのに、この件はやけにスムーズに進んでいる気がしてなりません。

 

30代から下の年代の方達は、年金は貰えないけど毎月約2万円ほど強制的に徴収される罰金だと思うしかなさそうです。

 

私たちはこれからすごく長寿の時代を生きることになり、たとえば100歳まで生きるとすると90歳くらいまで働くことになるという発言をしている政治家もいます。

 

つまり、ゆくゆくは90歳まで働くことが当たり前かのようになる流れがすでにあり、国の政策的に年金には期待しないでくださいね~と言われているようなものです。

超高齢の方に仕事を任せるのはリスクしかない

雇う側である会社も、超高齢の方に仕事を任せるのはリスクしかないですし、まずもって70歳以上の方を簡単には雇わないと思います。

 

年金支給が75歳からになってしまうということは75歳まで働かなくてはいけなくなりますが、特別なスキルを持っている人を除き、会社は超高齢の方を雇うはずがありません。

 

なんでもかんでも政治が悪いとは言えませんが、さすがに75歳まで働くのは勘弁願いたいところではあります。ていうか私には無理。

 

75歳どころか、40歳を過ぎたあたりから老化を感じる人も少なくないのではないでしょうか。

 

会社側からしても、リスクしかない高齢者を雇うよりも若くて元気な若年者を雇ったほうが良いに決まっています。

 

同じ仕事をやらせて同じような結果なら、過去にどれだけ頑張ってきた人であったとしても、若くて給料の安い人材にやらしたほうが良いと判断されます。

 

会社のために身を粉にしてサービス残業も文句ひとつ言わずに頑張り、高い給料を貰えるようになったとしても会社次第でクビになることもあります。リスクしかない高齢者であればなおさらでしょう。

ギリギリで生きている人の割合が結構多い

74歳まで働かせる気が満々な政治家が多い中、資産を保有せずにギリギリで生きている人の割合が結構多いのも事実。

 

LeadingTechが運営する情報メディア「ワイズローン」で、2019年の国民の貯金状況を明らかにすること目的としている調査が行われ発表されています。

 

調査結果によると、貯金額の平均値は317万円で中央値は100万円になっており、平均値と中央値に200万円以上の開きが出ているという結果です。

  • 貯金平均額:317万円
  • 貯金中央額:100万円

 

全体の53%が貯金100万円以下となっており、50代をピークに貯金残高は急降下しているのが実態で、若い世代からの資産形成が将来安定のカギとなっていることが分かります。

貯金額の分布

記事URL:https://wiseloan-cash.com/savings2019/

 

貯金額100万円以下の内訳も発表されており、貯金額10万円以下の人達が貯金額100万円以下の内20%を占めているという現実。(95~100万円の人達は10%)

貯金額の分布(100万円以下のみ)

記事URL:https://wiseloan-cash.com/savings2019/

 

年金支給開始歳が75歳になるかならないか審議されている中、国民の半分は貯金100万円以下ということが調査結果で明らかになっています。

 

まずは生活費の見直しから始めるべき

国は年金を払う気がないのであれば、個人でできることを今からやっていくしかありません。

 

支出が収入以下になるようにお金を使えば、必然的にお金は貯まっていくはずです。まずは生活費の見直しから始めて、75歳まで働かずに済むようにお金を貯めましょう。

 

もちろん収入を増やすことも重要ですが、支出を減らすことのほうが手っ取り早く余剰資金を生み出せます。

 

『水をいれても、穴がたくさん開いていれば水が貯まらない』という格言の通りで、どれだけ収入が多くてもその分支出も多ければお金は貯まっていきません。

 

支出を抑えて捻出した余剰資金は、そのまま貯金しておくのも悪くはありませんが、投資に回すという選択肢も視野に入れるべきだと思います。

 

元本割れの危険性がある投資は絶対に損をするとも言い切れません。

 

たとえば、会社で働くという行為も絶対安全とは言い切れませんし、銀行に貯金をするという行為も絶対安全とは言い切れないのと同じです。

 

投資をすることをゴリ押ししているわけではありませんが、将来このままでは食っていけないけど75歳まで働くのは勘弁と感じているのであれば、少額から投資を始めてみるのもアリなんじゃないかと思います。