FXのスワップで不労所得を稼ぐことは可能

 

不労所得を獲得する手段として、FXのスワップポイントで稼ぐ方法が存在します。

 

結論としては『リスクは高いがFXで不労所得を得ることは可能』

 

2国間の通貨を売買するFX取引において金利の高い通貨と金利の低い通貨の間で生じる金利差によって、スワップポイントという名の不労所得をゲットすることができます。

 

通貨の価格変動による価格差を利用して売買利益を得るというのがFX取引の基本ですが、ポジションを保有しておけば後はほったらかしという不労所得的な方法で利益を出すことが可能。

 

この収入を継続的に得ることができれば、不労所得として安定収入を確立できる可能性を秘めています。

スワップポイントとは

スワップポイントをWikipediaで調べると以下のように説明されています。

スワップポイントは2つの機関間における外国為替デリバティブであり、ある通貨の元本または利払いを割引現在価値で別通貨に換算する。

比較優位によって動機付けられ金利スワップと異なり、元金と利息の両方が相互の利益のために交換される店頭取引デリバティブである。

 

なるほど、分からんです…

 

『金利の高い国/金利の低い国』という通貨ペアを買ポジションで保有することによってプラススワップ(お金)が発生します。

 

例えば、日本の通貨である円はゼロ%に近い超低金利ですが、海外では金利が数%以上という高金利に設定されている国もあります。

 

日本円で高金利の国の通貨を買った場合、それぞれの通貨間で数%以上の金利差が付くことになります。

 

この状態で通貨を保有したままにしておくと、ほぼ毎日金利差分のお金が証券口座に振り込まれて、自動的にお金が増えていきます。

 

逆に『金利の高い国/金利の低い国』という通貨ペアを売りポジションで保有するとマイナススワップが発生します。

 

つまり、マイナススワップはポジションを保有しているだけで毎日損失が出るということに…

 

不労所得目当てでFX投資をする場合、どの通貨組み合わせを選ぶかが重要です。

毎日どれくらいのお金がもらえるのか

 

スワップポイントが付与されるタイミングは、原則的にポジション保有日の翌日早朝。

 

早朝とは、夏時間では日本時間の朝6時・冬時間なら日本時間の朝7時にFX会社のシステム上で処理が行われているようです。

 

FX会社の口座を開設して、投資資金を入金して、金利の高い国/金利の低い国の通貨ペアを買って、1日保有し続けた場合、どれくらいのお金がもらえるのでしょうか?

 

スワップだけで月1万円稼ぐためにはどれくらい保有すれば良いのでしょうか?

 

どれくらいお金がもらえるのか・月1万円をクリアするための保有数量は、保有する通貨ペアによります。

 

それぞれの証券会社によってもスワップポイント値が違うので、証券会社選びも非常に重要と言えます。

スワップだけで月1万円獲得シミュレーション

 

スワップだけで月1万円獲得するためのシミュレーションをしてみます。

 

取引する通貨ペアは『トルコリラ/円』を選択。

 

トルコは金利の高い国なので、金利の低い日本の円と組み合わせると高めのスワップが発生します。

 

トルコリラを1万通貨保有することで、大体20円程のスワップを毎日ゲットできます。(2020年5月調べ)

 

月1万円もらうためには1日約350円もらう必要があるので、トルコリラ/円を17.5万通貨保有すれば条件クリア。

  • 350÷20=17.5
  • 17.5×10,000=175,000

 

レバレッジ1倍でトルコリラ/円を17.5万通貨保有するには日本円が約260万円必要。

  • 1リラ=15円(2020年5月調べ)
  • 15×175,000=2,625,000

 

レバレッジについては以下のページで解説しています。

 

国内FXは名目上25倍のレバレッジをかけることができますが、実質的には3倍までのレバレッジに調整しながら取引するのが望ましいとされています。

 

つまり、約90万円あれば月1万円の不労所得をゲット可能。

  • 2,625,000÷3=875,000

 

100万円用意して証券会社に預けてトルコリラ/を必要数量買っておけば、月1万円の不労所得を継続的に得ることができます。

スワップポイント不労所得狙いのデメリット

 

ここまでは、スワップ不労所得のメリットを述べてきました。

 

ちなみに私も、このようなブログ記事に心躍ってFXの口座を開設して、スワップ不労所得をもらうべく取引を開始した過去があります。

 

2019年9月から2020年3月までは高金利通貨スワポ生活を夢見て、高金利通貨である南アフリカランド円に投資していたのですが、約100万円の損切りロスカットを実行して運用を中止しました…

 

高金利に設定されている通貨は価値が下がり続けている傾向にあります。

 

【ランド円の月足チャート】

 

【リラ円の月足チャート】

 

約10年間かけてずっと下がりっぱなしで、2008年以前の元の値段に戻っていません。今後も下がり続ける可能性のほうが高いと言えそうです。

 

通貨の価値が下がり続けてしまうと、証券会社に預けて取引に利用した自分のお金の価値も下がってしまうのでよろしくありません。

  • 1リラ=15円(2020年5月調べ)
  • 15×175,000=2,625,000

 

  • 1リラ=15円時に購入後、1リラ=10円に下落
  • 10×175,000=1,750,000
  • 2,625,000-1,750,000=875,000
  • 実質約90万円分の損

 

損失を確定させない限り含み損の状態ですが価値は下がっています。

 

スワップ不労所得につられて高金利な通貨を買うと、それこそ永遠に価値が下がっていく可能性もなきにしもあらず。

 

長期保有によるスワップポイントを目当てとして高金利通貨を購入した結果、大損をしてしまうこともあります。

 

FXスワップ不労所得を稼ぐことは可能まとめ

  • FX投資で不労所得を得ることは可能
  • 通貨を保有している間に発生するスワップ獲得がカギ
  • スワップポイントは通貨間の金利差で発生する利益
  • 月1万円クリアは保有通貨ペア・保有数量による
  • スワップ不労所得のデメリットも把握しておくべき

 

FXで月10万円の不労所得をもらうのはハードルが高いですが、月1万円であればイケそうな気がしたのではないでしょうか。

 

ですが、金利差を利用して毎日利益を出そうとした場合、それ相応のリスクを追うことになることを把握しておかなくはいけません。