GMOクリック証券のCFD価格調整額

 

株価指数CFDには『価格調整額』というものがあり、毎月決められた受取日になるとその調整した金額がもらえる仕組みになっています。

 

単純にこの価格調整額をもらうことでその分儲けられると思っていたのですが、どうやらその考えは大きな間違いでした。

 

定期的に金利差益を受け取れるFXのスワップと似たようなものだと思い込んでいる人も多いのではないでしょうか。

 

というわけで、価格調整額について自分なりに調べた内容を語っていきます。CFD取引に興味がある方は参考にしてみてください。

価格調整額は配当金とは違う

銀行にお金を貯金しておけばかなり少額ながらお金がもらえます。

 

FX取引をしている方であればスワップはご存じの通りで、ポジションを保有していればスワップポイントという利益を受け取ることができます。

 

CFDの価格調整額もそれらと同じような配当金的なものだと思っていたのですが、価格を調整した額を渡しているだけなのです。

 

つまり、CFD銘柄を取引している側が得になるわけではありません。

価格調整額とは

GMOクリック証券では以下のように説明されています。

引用元:GMOクリック証券

 

価格調整額は、原資産が先物のCFDに発生する調整額であり、原資産が先物というのは、CFDの価格を作る際に先物の価格を参照しているという説明内容です。

 

私なりに説明してみると…

  • 先物A(例えば100円に設定)の期日を過ぎると参照できなくなる
  • その前に別の先物B(例えば90円に設定)に参照先を変更する必要がある
  • 参照先を変えたことで先物Aと先物Bとの価格差が生じる
  • 生じた価格差が価格調整額として反映される

 

参照していた先物Aの期日が過ぎると参照先を変更しなくてはいけなくなるようで、変更前と変更後の価格に差があれば差額分が価格調整額として反映されるということらしいです。

 

価格が上方向に調整された場合は買ポジションがマイナスになり、価格が下方向に調整された場合は売ポジションがマイナスになります。

具体的に内訳はどうなるのか

価格調整額のヘルプページを読んでも結局のところどうなるのか分かりにくい方が多いのではないでしょうか。

 

なので、実際に価格調整額が反映されたらどうなるのかを見ていきましょう。

 

私がメインで取引しているCFD銘柄『天然ガス』のトレードページです。

 

価格調整額が2020/3/24に1枚あたり買724円・売-724円もらえています。

 

買ポジションを1枚持っていたら724円の利益が出て、売ポジション1枚もっていたら724円の損失が出ています。

 

もし買ポジションを100枚もっていたら72,400円の利益が出たということですね。厳密には価格が調整されただけなので得も損もしていません。

 

2020/3/24の天然ガスのチャートを見てみましょう。

 

チャートの価格が1.678ドルから1.743ドルまで窓開け上昇していることが分かります。

 

その一気に上がってる分が価格調整額として含み利益または含み損失として反映されます。(保有ポジションを決済しない限り含み状態)

 

価格調整額のコンバートレーションという項目に111.46という数字が表示されており、1.743から1.678を引いた分とコンバートレーションをかけた数字が価格調整額になります。

 

ドル建てなので円に換算してから反映されるされるわけですね。

 

計算方法

  • 価格調整額=期先-期近×コンバートレーション
  • 期先が上なら買マイナス売プラス
  • 期先が下なら買プラス売マイナス

 

価格調整額まとめ

 

GMOクリック証券のCFD取引時に生じる価格調整額について、自分なりに調べたまとめは以下の通りです。

 

  • 価格調整額は銀行の利息やFXでのスワップポイント的なものではない
  • 参照する先物を変更する必要があるらしく、その際に変動した価格分の金額が反映される
  • 価格調整額を支払うことになっても、その分の価格は上昇しているので実質的には損失ではない(逆も同様)
  • 期先(価格が調整された後)が上昇した場合は売ポジションが利益
  • 期先(価格が調整された後)が下落した場合は買ポジションが利益
  • 価格がどちらにどれだけ調整されるかは神のみぞ知る?

 

参照していた先物Aの期日が過ぎると参照先を変更しなくてはいけなくなるようで、変更前と変更後の価格に差があれば差額分が価格調整額として反映されるというとのこと。

 

取引枚数が多ければ多いほど反映される額も多くなるので、価格調整額が月1回反映されることを念頭に置いたうえで取引をするべきだと思います。