日本人の死因ランキング

 

世界中で新型コロナウイルスが蔓延している今、落ち着かない日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。

 

2020年5月6日で終わる予定であった緊急事態宣言は5月31日まで延長されることになり、安倍首相は「東京でこのペースで新型コロナの感染拡大が続けば、2週間後には1万人、1カ月後には8万人を超える」と述べています。

 

2020年5月7日時点での日本の新型コロナ感染者は約1万5千人で、死亡者数は556人。現在のところの致死率は0.03%くらいになります。

 

日本でコロナが騒がれだしたのが2020年2月くらいからなので、大体3カ月で累計556名がお亡くなりになられました。

 

1年単位で計算すると約2,000人の死亡者がでてしまうペース。

 

私はこのサイトのリアルタイム数値を見ています。

引用元:ジョンズ・ホプキンズ大学の研究者が作成したマップ

 

そんなわけで、このリアルタイムデータを恐怖としてだけで捉えるのではなく、そもそも人はどんな原因で毎年どれくらい亡くなられているのか、コロナ禍のタイミングだからこそ調べてみることにしました。

平成30年の日本の死亡者数と死因順位

少しだけ古いデータになってしまいますが、平成30年度の日本人の死亡者数は136万2,482人。

 

平均寿命が延びて高齢化社会化が進んでいるというニュースをよく耳にしますが、実は毎年のように死亡者数が増えてきているというデータが出ています。

出典:厚生労働省「平成30年人口動態統計の概況」

 

平成30年の日本の死因順位は以下の通り。

  1. 悪性新生物(27.4%)
  2. 心疾患(15.3%)
  3. 老衰(8.0%)
  4. 脳血管疾患(7.9%)
  5. 肺炎(6.9%)
  6. 不慮の事故(3.0%)
  7. 誤嚥性肺炎(2.8%)
  8. 腎不全(1.9%)
  9.  血管性等の認知症(1.5%)
  10. 自殺(1.5%)
  11. その他(23.6%)

 

ランキング1位の悪性新生物とは、いわゆる一般的によく言われる『がん』のこと。

 

日本人の死因は、1位が悪性新生物(がん)・2位が心疾患・3位が老衰・4位が脳血管疾患・5位が肺炎となっていました。

死因の構成割合

出典:厚生労働省「平成30年人口動態統計の概況」

死因1位は『がん』

136万2,482人の27.4%(1年間で37万3,320人)の方がなんらかの『がん』で亡くなられています。

 

『がん』だけでも毎年37万人以上亡くなれており、1日あたりで計算すると約1,000人の日本人が日本からいなくなっているということになります。

 

新型コロナの感染者と死亡者は毎日のようにテレビやネット等で大々的に報道されていますが、『がん』や『心疾患』や『老衰』になられている方の人数や死亡者数は毎日大々的には報道されていません。

日本だけでも毎日3,000人以上の方が亡くなっている

 

 

平成30年度の日本人の死亡者数は136万2,482人。

 

1年365日で計算すると、日本人だけでも日本で毎日3,732人以上の方が亡くなっていることが分かります。

 

ですが、この数字を受け止めている方は医療関係者くらいで、医療に携わっていない方は知らなかったのではないでしょうか。

 

繰り返しになりますが、日本でコロナが騒がれだしたのが2020年2月くらいからなので、大体3カ月で累計556名がお亡くなりになられました。

統計的なものさし

 

世界中に蔓延している新型コロナは間違いなく脅威で、完全に終息することは無いかもしれないものの、ある程度収束するまでは活動を自粛しなくてはいけないモードになっています。

 

ですが、活動を自粛することによって新型コロナ以外の死因に影響が出るかといえば、そうではないような気がしてなりません。

 

『がん』だけでも毎年37万人以上亡くなれており、1日あたりで計算すると約1,000人の日本人が日本からいなくなっているということになります。

 

それでも、脅威的な死亡率を叩き出している『がん』にかかる恐れがある商品は普通に販売されています。(注意書きがあるものもある)

 

新型コロナ以外の死亡者数は毎日報じられることはなく、新型コロナ以外の他の死因はある程度その脅威を受け止められている部分があると思います。

 

例えば交通事故が発生するからといって、日本中で自動車運転の自粛を要請されることはありませんし、新車であれ中古車であれ普通に買うことができますし運転することができます。

 

飛行機が墜落事故を起こしたとしても、他の飛行機は普通に飛んでいます。

 

非常事態もロックダウンも正しい政策?

統計的なものさしで見れば、現在のところは新型コロナの脅威はデータが表している通りになります。

 

新型コロナで経済活動を自粛するのであれば、他の死因に関してもなんらかの活動を大規模に自粛する必要があるのではないのかと思うところ。

 

新型コロナ感謝者な死亡者だけも毎日報道するのではなく、他の死因死亡者数データと合わせて毎日報道するべきでしょう。

 

2020年5月6日で終わる予定であった緊急事態宣言は5月31日まで延長されることも、日本では行われていないロックダウンが今後行われたとしても、感染者が今後10倍100倍にならないとも言い切れない以上、初期の段階で積極的な対策をとらなければならないものだとして割り切るしかありません。

 

新型コロナウイルス感染は脅威であることは間違いないのですが、活動自粛を要請するのであればそれに伴う完全なる保証もセットで考えてほしいものです。